第2回オートビジネス天職への道 作文コンクール受賞作品集

ご挨拶

私が最初に買った車は、紺色の古いゴルフⅡのカブリオレでした。

まだ若手社員でお金もなかった頃のこと、カーセンサーで車両価格38万円だったのを店の親父さんに交渉してコミコミ50万円にしてもらいました。

納車の日、あまりに嬉しくて、持っていったカメラで店の親父さんと私と車とで写真を撮ってもらいました。

この時の気持ちが原点になって、今、会員企業さんで納車式をやってもらっているのです。

子どもの頃、自転車を買ってもらった時に世界が一気に広がったように、車を手に入れたことで、また世界が広がりました。

例えるなら、「翼を手に入れた」ぐらいのインパクトです。

車を手に入れたことで、私の人生は大きく変わりました。

そう、車のある人生と車のない人生は、人生の質が全く異なるのです。

そして、その変化を地域のお客様にもたらすのが、皆さんの携わっているオートビジネス(販売、整備、その他)の仕事なのです。

そんな素晴らしい仕事をしていることを今一度思い出してもらい、毎日誇りと楽しさを持って働いていただきたい。

また、全国に同じような思いを持っている素晴らしい仲間がいることを知っていただきたい。

それが、この企画をスタートした原点です。

おかげ様でこの企画も第2回を迎え、全国の自動車販売店、整備工場などから総数257件もの応募をいただきました。

本当に心から感謝いたします。

今回も、特に素晴らしかった作文を、ノミネート作文集としてまとめました。

この作文集を読んで、皆さんの明日からの仕事が、よりやりがいの持てるものになることを願っています。

株式会社船井総合研究所  執行役員 上席コンサルタント
オートビジネス支援部主宰 中谷 貴之

受賞者は、下記の方々です。

最優秀賞


  私がこの会社で働く理由
  ㈱カミタケモータース 太田 智明

  会社に出会ったのは、高校生の頃。1度アルバイトをした経験がありました。車屋さんがどんな仕事をしているか、その時はぼや~と感じたことを覚えています。まさに人のいいおっちゃん、おばちゃんがご近所さんの方々と楽しそうに話している姿、困った顔をして入ってくる方、色々な人が出入りする姿を見ました。ただ、ほとんどのお客様が帰る際に笑顔で帰っていくのが不思議でした。その時はその理由も意味もわからず、ただがむしゃらに洗車をしていたことを覚えています。仕事が終わると夜な夜な飲み会が始まります。そこには、スタッフ以外にも昼間に来たお客様がいる事が多く、いわゆるオールウェイズ3丁目の夕日さながらな風景でした。

  「車屋さんって車を修理したり、売ったりするだけではなく、人の役に立つことをいっぱいできるんや。人が喜ぶことをするのが仕事なんや。凄いなあ。」その時にはっきりとそう思った記憶があります。「おばちゃん、何でそんなにしてくれるの?」最後に聞きました。そうしたら、こう答えてくれました。「おばちゃんな、人が困ってるとほっとかれへんねん。人の役に立って感謝までされてそれが商売になる車屋さんって素敵やろ。だから今の社長と結婚してん。」と。未だに私の父はその時のことと息子を雇ってくれたことへの恩に報いるためにも、自分の会社の退職後に会社の経理面のお手伝いをしています。僕自身も息子に、「ちゃ~ちゃんの会社は困った人を助けたり、喜んでもらうのが仕事なんやで~。お金もらってありがとうって言ってくれるのはお医者さんと車屋さんぐらいやで~。」と。「お医者さん?ウルトラマンしたいやな~。かっこえ~な~。楓太もそんな会社で働く~。」と息子は言います。

  働き始めた時は、掘っ建て小屋、トイレもぼっとん便所と呼ばれるもの、展示場は木が腐り穴が開いていて、別店舗にある工場まで車で15分。明らかに怪しい中古車屋さんでした。店内スタッフは僕だけ。右も左も分からないまま、一生懸命に会社を語っていました。その会社が今では友人が社長に就任し、二人だったスタッフが今ではアルバイトを含めると70人にもなりました。志を持って、創業者ならではの気持ちを今も引き継いで、今の社長が気持ちを形に変えてここまできました。新しく入ってくるスタッフにもこのことを理解してもらい、お客様にも伝えていくことが私の使命だと思っています。ディーラーではできない、お客様の家族全員と一生、いや孫の代までお付き合いできることが可能な、この車屋さんだからできること。困った人を助けること、喜んでもらえること、お金を払った人がありがとうと言ってくれるこの会社に出会えたこと、今となっては私の誇りです。

優秀賞


 天職について
 株式会社 川内自動車  佐藤敏生

 私が川内自動車に入社し、早一年半が過ぎ、塗装の仕事をして一年が過ぎようとしています。

 入社した時は、板金の仕事をするなんて、これっぽっちも思っていませんでした。私が、営業スタッフから板金へ行けと社長から言われ、社長からは、板金は職人仕事だから大変だぞ。と脅され、不安でしょうがなかった自分がいました。

 板金部に配属になり、私は塗装の仕事をすることになっていました。おい、板金ではないのか?と思いました。でも仕事をしているうちに、塗装は板金作業よりも、センスや、美にこだわる仕事であると感じました。

 私自身に、そのことを教えてくれたのは、私自身に怠慢で教えてくださっている先輩社員でした。

 始めその先輩は、私のことを見て、似たようなのが入ってきたな。と、思ったそうです。私自身は、そんな風には感じないなぁと思ったのですが、今になってはいいなと思えるようになりました。

 塗装に入ったからといって、スプレーガンを持つまで、私は4ヶ月かかりました。しかしその4ヶ月の中には、たくさんの悩みと、辛さがありました 。 塗装に入ったのに、全く塗装作業をしてないやん。俺いる意味あるんかな?とたくさん思いました。でもその下積みがあるから今の私がいるのだと思います。

 塗装作業をし始め、私の思考が180度変りました。・・・・すげー楽しい。 この感じがたまらなくなりました。ひとつひとつの作業の中に深さがあり、濃さがあり、私たちで分からないことがたくさん塗装の中にあると思いました。

 そして、私が、それなりの塗装が出来るようになってきたとき、先輩は私にこう言ったのです。

 「お前の芸術をつくれ」 この言葉を聞き、私は鳥肌が止まりませんでした。俺の芸術。先輩方の芸術。それぞれに似たようなものに感じるかもしれませんが、その中には、いろんな芸術があり、個性があり、本当に深い仕事だなと、感じました。 まだ、私自身、芸術と思えるほどいいものを作れていませんし、思われてもいないと思います。でもいつかきっと、先輩方が、いい芸術を作ったなと、思ってくれるような作品を作り上げられるように、一生懸命頑張っていきたいと思います。

 そのためには、多くの作業をこなし、たくさんの失敗と、忠告を受け、先輩の技やいい所をすべて吸収して、一歩でも早く先輩に追いつくことが、絶対条件だと思います。

 なので、これから咲き、何度も壁にぶつかっても、その壁ひとつひとつ登って行き、越えていきたいと思います。 そのすべてが出来上がれば、私の中の「天職」というものに辿りつけるのではないかと、そう思っています。 これからまだまだ先は長いですが、一歩ずつステップアップしていき、大好きな塗装の終わりなき頂上をめざしていきたいです。

 中古車、整備業界で働いていてあなたが
 本当に良かった感動の出来事、
 忘れられないエピソード
  ㈱サコダ車輌 石内店     清水 貴彦

 私は株式会社サコダ車輌に入社して二十四年目になります。今までに感動の出来事は数ありますが最近あった出来事で、もう古いお客様で私から何台も買ってくれて紹介も頂いている石井様と言うお客様のお話です。出会ったのは十五年ぐらい前、まだ中古車をメインに販売していた頃展示場にパンチパーマにサングラスでドハデな柄シャツを着たどう見てもヤクザにしか見えないお客様が来店されました。その人が石井様でした。ほかのスタッフは無視していたのですが、私はこの手のお客様はオプションにお金を出しそうなので割りと好きなタイプでしたのですぐに声をかけました。無愛想で口数少ない人でしたが予想通りいい人でした。土木関係の仕事でしたので安心しました。私のことも会社のことも気にいってもらい、お車の注文を頂きました。自宅にもお伺いして奥様とも仲良くなりお付き合いが始まり親戚、友人、知人と沢山紹介してもらいました。気に入らないことがある時は怒鳴りまくる、すぐキレやすい性格の人ですから私も電話がある度にドキドキしていました。怒られた後はいつも奥様から連絡があり、本気じゃないから気にしなさんな、と言ってくれたり車の商談でご主人にオプションをサービスしないと買わないと言われたときには奥様が内緒でお金を支払ってくれたりしました。

 そのお陰でご主人とはいい関係でいれました。ある日石井様がご来店され車に乗ったままおーいと呼ばれ、助手席に乗れと言われて乗り込みました。

 久しぶりに見たらなぜか痩せているなと思ったので痩せましたか?というと機嫌が悪くなったのですぐに話をすり替え、今日は何か?と用件を聞きましたら、新車のインプレッサの見積もりを出せと言われ翌日、自宅にカタログと見積もりを持っていき、オプション等を決め、受注をもらいました。今日は値切られず、オプションサービスも要求されずに契約が出来たので拍子抜けしましたが石井さんも年をとったかな?ぐらいにしか思いませんでした。しばらくして登録の書類をもらいに自宅にお伺いしましたらご主人はする出奥様しかいませんでした。書類の話をしていたら急に奥さんが泣き出しました。どうしたんですかと聞いたら泣きながら奥様が話してくれました。

 実はご主人が末期がんで手術できないと聞かされました。ショックでした。そんな時になんで車を買うんですかと聞いたらご主人がそろそろ清水君から車を買い替えてあげないとあの子も台数に困ってるだろう、と言ってくれたそうです。

 私は一瞬今さらキャンセルかなと思ってました。自分が情けなく、恥ずかしくなり私はその場で泣いてしまいました。今までの色々な事を思い出して涙が止まりませんでした。会社に帰る車の中で声を出して泣きました。

 それから数日後にお車を納車させていただきました。2回ほど展示場に来場されましたが車から降りる事無く笑顔で話しかけられ帰っていかれました。数日後、点検をして欲しいと奥様から連絡があり自宅に引き取りに行った時、ボディーカバーを頼まれたのでもしかしたらと思い聞いてみたらご主人が入院されたと寂しそうに言われました。今は入退院を繰り返しているみたいです。車は自宅駐車場にボディーカバーをかけたままで止まっています。近いうちお車の処分のことで連絡があると思います。永くこの業界で働いていると色々なお客様と出会い笑ったり、泣いたり、言い争ったりすることがあります。車の営業をしているとその度に貴重な体験、経験をしていきます。その経験を次に出会うお客様に生かせないとまったく無意味になります。私たちはお客様に喜んでいただけると嬉しいし楽しいのです。それが業績にも繋がりお客様も私たちも幸せな気持ちになると思う。それが私のいる業界、私が働いている会社です。


  仕事を楽しむ
  株式会社 八幡自動車商会 池田 美穂子

 私がこの仕事をしてよかったことは、「仕事を楽しむ」ことが出来てよかったことです。

 私が初めて就職したのは、娘が六ヶ月のときでした。保育園に預けるとき、私の手から先生の手にわたると、すぐに泣き叫び、その声を背に後ろ髪を惹かれる思いで車に乗ったのを覚えています。仕事中も「ちゃんとミルクを飲んだかな」「私がいなくてもお昼寝できたかな」と心の中では仕事どころではありませんでした。お金さえあれば仕事をせずにずっとこの子といられるのに・・・と、そう思っていました。仕事をするイコールお金だったのです。

 四年ほど、その会社で仕事をし、事務職の職業訓練を経て、八幡自動車商会に入社しました。入社してすぐ新人社員研修で社長に驚くべきことを教わりました。

 「人生の大半が仕事の時間なのに、その時間を楽しまないということは人生を楽しまないということだ」

 私は頭では理解できましたが、心ではどうしても納得できませんでした。かわいい子供たちを預けて寂しい思いをさせているのに仕事を楽しむだなんてそんなことはできない、そう思ったのです。

 入社後、経理の車販担当に配属された私の仕事は、仕入れ車両の台帳管理や売掛金の管理などでした。初めて経験する仕事で、戸惑いはあったものの、やりがいを感じるとても楽しい仕事でした。しかし、二月三月は忙しく、子供たちを保育園に迎えに行くのは、園で一番最後になることもありました。ある日、娘に「どうしてママはお仕事をするの?」と聞かれ、みゆとりくのご飯を買うお金を稼ぐためだよ」といってからハッとしました。娘からしてみたら、ママはご飯を買うために仕方なく仕事をしているということになるからです。この時初めて社長のおっしゃっていたことが納得できました。私がこのまま、仕事を楽しむことをしなかったら、子供たちの目にも仕事は生活のためにすることと映ってしまうのです。こんなことを言い続けたら、娘は自分の存在に罪悪感を抱くようになってしまうかもしれません。仕事が楽しいと心の中では思っているのに、うそをついたらいけない、ママは仕事が好きで、ママが仕事をしないと困る人もいるから、だからがんばっているんだよ。応援よろしく!それでいいんだと思いました。

 仕事を持っている母親は「大変だね」などとよく言われますが、楽しいことをしているのであれば、大変でもなんでもないのです。その働く母の背中を見せることが、育児なのだと私は思います。今、娘の夢は、ディズニーランドで大好きなポップコーンを売ることだそうです。炎天下でも土砂降りの雨でも、「どうぞ!」と最高の笑顔でお客様にポップコーンを販売してほしいです。


  お客様、仲間の温かさ
  ㈱ロイヤルオートサービス 山口 久美子

 私は中古車の販売営業をして17年が経ち、楽しかった事、苦しかった事、悲しかった事、感動した出来事が沢山ありました。

 これからお話させていただくエピソードは中でも私の心に1番残っている出来事です。

 北風の冷たいある日、娘さんのお車を探しにお父様と娘さんで来店されました。ご希望の車が在庫車に無かった為、、探してきて販売させていただき、納車日には娘さんは手まで振って大喜びで帰っていただきました。

 それから3日後、そのお客様から1本の電話が入りました。クレームです。クラッチの繋がりが悪く、エンストを何回もしてしまうとの内容でした。私はスグにお客様のご自宅に伺い、症状を確認させていただきました。確かに納車前よりクラッチの繋がりが悪く感じられたので、お預かりさせていただきました。

 保証期間内でしたので、ディーラーに入庫し診断いたしましたが、特に異常は無いとの返答でした。それでもクラッチの調整、オイル交換をしてもらい、様子をみていただくという事で再度、納車させていただきました。

 しかし、2日後にまた電話が来て、やっぱりクラッチの調子が悪い…との事でした。

 再度、お伺いしお詫びをしながらお預かりいたしました。自社の工場で診断いたしましたが、ディーラーと同じ答えでした。このまま納車する訳にはいかず、お伺いして正直に事情をご説明いたしました。娘さんは泣き出してしまい、ただ謝る事しかできませんでした。『完璧に直るとは言えませんが、あと1週間だけ時間をください。』と伝え、その日は帰ってきました。

 次の日から工場にて考しかし、2日後にまた電話が来て、やっぱりクラッチの調子が悪い…との事でした。えられる部品を全て交換し、何回も試乗を重ねると少しずつ良くなっていくのが分かりました。完璧ではありませんでしたが、お預かりした時よりはだいぶ繋がりも良くなり、納車の日を迎えました。

 その日に限って大雪となり、お約束の時間よりも一時間も遅れてしまい、ハラハラしながらお宅の前まで来ると、傘を差したお父さんと娘さんが待っていてくれました。おそらく長い間、外で待っていてくれたのでしょう、傘の上に雪が沢山、積もっていました。

 今までの経過、修理箇所を説明し一緒に試乗をし、納得していただきました。

 何回もお詫びをし、帰ろうとした時に、お父さんが遠くから走ってきて、熱いぐらいの温かい缶コーヒーを私の手に渡してくれました。その瞬間、今まで何回も我慢していた涙が溢れ出てきてしまい、お二人の前でワンワン泣いてしまいました。娘さんも涙を流しながら『山口さんが私の担当で本当に良かった。本当に最後までありがとうございました。大切に乗ります。』と言って、私が見えなくなるまで見送ってくださいました。

 帰り道、体が暖かくなったのと、ホッとした気持ちで今までに無い幸せを感じられました。

 このクレームを通じて一人一人のお客様への一生懸命さの大切さを痛感いたしました。

 そして最後に、細かい車の修理にあたってくれた、サービスの仲間達の大切さ暖かさにも心をうたれました。

 今後もお客様第一、生涯顧客このクレームを通じて一人一人のお客様への一生懸命さの大切さを痛感いたしました。を心に一生懸命、頑張っていきます。

  

  お客様から学んだこと
  ㈱ロイヤルオートサービス 渡邉 道明

 私は株式会社ロイヤルオートサービスに入社して十六年経ちます。これまで、たくさんのお客様と接し、いろいろな経験をさせていただきました。弊社社長や専務はよく「顧客を増やす」というよりも「自分のファンを増やす」という言い方をします。

 私が入社する前からのお客様ですが、あることをきっかけに私を利用していただいているお客様がいます。今回はこのお客様とのエピソードをご紹介します。

 それまで私は、メカニックはただの車に触れていればいい、してやってる、診てやってる、という考え方でした。私が入社してまもなく工場長に就任しましたがまだお得意先と車が覚えられない頃、ワイパーゴム交換の為、ご来店されたお客様がいました。私が作業しようと近づいたところ、お客様から、「君は誰だ」と話しかけられました。自分の車は信用ある人にしか触らせないとの事で部品を渡せという手振りをしました。私が自己紹介すると作業を許してもらえましたが、完了するまで腕を組んでみていました。その後も何度か利用して頂くことがありましたがそのお客様は自分の許す時間の限り、作業を見ていましたというより、信用できず目が離せないという感じでした。私もやりにくい気持ちでしたのできっと顔や態度に出ていたと思います。ある日、そのお客様の車を私が届ける時がありました。ご本人様が留守にするとの事で駐車位置、キーの置き場を指定されました。車を置き、キーをして居場所へ擱こうとした時汚れてしまうことが気になり、何気なく持っていたティッシュで包み、帰社しました。翌朝、私が出社するなりそのお客様から電話がありました。「工場長か?」という声に何か不具合があったかと心配になりました。」すると「いやぁ、ありがとう。感動したよ。」と大きな声。キーを包んでおいたことにびっくりしたと同時にメカニックがここまで気を利かせるのかと思い、その場で電話しようと思ったが朝になるのを待ったとのことでした。私は車の扱いには気を使いましたが無事届けられたことで緊張が解け、キーのことはその場の思い付きでしたので、そこに喜んでもらえたことに意外でした。「今までどんなやつかと思っていたけどこれからは心から信用するよ。よろしく頼む。」と言い電話を切りました。私は会話を思い返し、うれしいと同時に人が喜ぶときは大掛かりなものではなく小さなことでも予想外の時なんだと思いました。この時、私の奥にあるメカニックのイメージ、無意味なプライドのようなものがはがれ、喜んでいただくことのうれしさが膨れ上がりました。この件をきっかけに私は、してやる、診てやる、という気持ちから「自分はプロなんだからお客様から診れる、直せるのは当たり前。」となり、お客様の気持ちを知り、見せていただく、させていただく姿勢へと意識を持つようになりました。現在は現場を離れ店頭でお客様と接する機会が多くなりました。ひとりでも多くのファンになっていただくため、見えるところだけの気遣いではなく、さまざまな場面で喜びのきっかけがあることを職場に広めて生きたいと思っています。

 

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