2012年11月20日・21日

11月20~21日は「第24回 オートビジネス番頭塾」を行いました。
今回は初の合宿形式での開催となりました。初日は東京都内の宿に宿泊をし、2日目は船井総合研究所東京本社で開催致しました。

こちらは自動車販売店・整備工場の社長の右腕である番頭を育成するための勉強会です。
開催当日は、全国各地から約20名の番頭の皆様にお集まり頂きました。

まず1日目は、東京都内で唯一の登録有形文化財の宿「鳳明館」にお集まりいただきました。宿では、グループごとに「理想の番頭に必要な要件」について下記の項目に沿ってディスカッションを行い、その内容を模造紙に書き出していただきました。

「理想の番頭に必要な要件」
(1)社長理解について
(2)業績アップについて
(3)部下育成について
(4)リーダーシップについて
(5)コミュニケーションについて
(6)ロジカルシンキングについて

懇親会の座席からご宿泊部屋までグループごとに分かれており、畳敷きのお部屋という通常の例会とは異なる環境で、夜遅くまで理想の番頭像を語り合われていました。

第24回 オートビジネス番頭塾

2日目は朝早くに宿を出発し、8:30には船井総合研究所東京本社にて講座がスタート致しました。

第一講座は、船井総合研究所チーフコンサルタント藤木より、「意思決定」についてお伝えしました。

内容は以下に一部ご紹介いたします。

現代人は、自分で意思決定をする機会が減っており、何か行動をするには指示をされなければできないという方が増えています。しかし、社長・店長・番頭など、管理者は自ら意思決定をしていかなければなりません。

それでは意思決定力を高めるためにはどのようにすればよいのでしょうか。今回は以下の3つをご紹介しました。

1.情報収集力を強化する
-意思決定する事象、現象を想定内にするため
-他力本願、運任せ、根拠のない意思決定にしないため

2.絞り込む力を強化する
-数ある選択肢の中から最善の情報を絞り込んで抽出するため
-自分の目的に合った情報を抽出するため

3.想定する力を強化する
-情報を整理し、全体像を見るため
-実行しながら、その次に起こることを想定するため
-最悪の事態の想定とその後に起こることを想定するため

第24回 オートビジネス番頭塾

また、講座では実際の現場で起こりうる事象をケーススタディとして
(1)どのような情報を収集するか
(2)どの情報を重視するか
(3)どのような想定・アクションを起こすか
の3点についてワーク・グループ内共有を行いました。
例えば、「競合店がワゴンRを値下げして販売してきたが、上記の3点についてどうするか」というケースでは実際の現場の状況を踏まえてワークを行ったため、とても盛り上がりました。


第二講座は、船井総合研究所の特別顧問の宮崎忠をゲスト講師としてお迎えし、「真の番頭の心構え」をお伝えいたしました。

リーダーには土台と軸が必要であり、それは「波動」「非言語」、「心」「行動」、「見えないものを見る力」と表されます。見えないものを見る力とは、直感力と情緒力が必要です。具体的には、感謝する心と行動・敬う心と行動・畏れを知る心と行動を持つこと。また、どんなことが起きても決してブレることのない「心柱」を持っていることも重要です。

これを武士道の精神に則り、「竹林の美学」「徳の文化」、新渡戸稲造著『武士道』より「義勇仁礼誠」の五条の徳など、番頭が備えていなければならない要素をお伝えしました。

また、部下を動かすリーダーシップの土台として、以下の10項目について具体的に追っていきました。
(1)トップ(社長)のつぶやき、吐息は『命令』であると心得よ=組織の『心柱』
(2)部下を指揮することは『意思の強制』である=強制を支えるものは何か
(3)リーダーは『勝利する登山道』を選べ
(4)ランク(階級)よりステータス(実力)=人柄だけではリーダーではない
(5)『責任はすべて俺にある』の心構えを持て
(6)親しみやすさと気さくさはリーダーの魅力の土台
(7)『言うは三割、聞くは七割』 聞き上手になれ
(8)部下は人間力で動かせ=論理・理屈ではない
(9)集団規律には濃淡の差を 緊張の連続はだめ
(10)相互に『弱者』をかばう組織はやがて羽ばたく

日本人に根付いている武士道精神を基に、どのような番頭が人を惹きつけるのか。
他人に対してどのように構えるのか、日本刀を用いながら帯刀の美としてお伝えをしました。

第23回 オートビジネス番頭塾

前回の振り返りから午後の部は始まり、続いて前日の合宿でまとめた「理想の番頭について必要な要件」について、各グループにご発表いただきました。
模造紙には「理想の番頭に必要な要件」が、宇宙やクリスマスツリー、成分表などで例えられて描かれており、それぞれのグループの個性が溢れる発表が行われました。

第24回 オートビジネス番頭塾

6グループの中から、理想の番頭をサッカーコートに例えて発表を行ったグループの内容を一部ご紹介します。

第24回 オートビジネス番頭塾

番頭(=キャプテン)は社長の目指す目標(=トーナメントでの優勝)に向かって、事前準備(=ウォーミングアップ)、進捗の管理・軌道修正(=ハーフタイム)を行い、個性を持った部下に対してその部下に合わせたフォロー(=ボールのパス)を行う。また、社員のプライベートや働き方(=ルール、試合上のマナー)に関しても、グループワークを揃える上で番頭は指導する役割がある。

第24回 オートビジネス番頭塾

各グループの発表後は、発表内容に関して質疑応答が非常に活発に行われました。

第24回 オートビジネス番頭塾

発表は、(1)技術(内容) (2)表現 (3)グループワーク について、グループ単位で採点が行われ、合計点で順位を競い合っていました。

第三講座は、オートビジネス支援部上席コンサルタント小平より「目標設定」についてお伝えしました。

グループワークでは、番頭としてのあり方について発表を行いましたが、この講座においては、個人のキャリア形成や目標に焦点をあてました。
前提としてあることは、仕事での成功=人生の成功と感じること です。

先日のアメリカ視察クリニックでの学びを踏まえ、どのような会社がやりがいを得られるのかということを考えました。
ただの労働ではなく、やりがいを持つことは、長期的に見て成功した人生を歩むためにとても重要なことです。また、番頭やリーダーは、部下にとって将来の姿でもあるため、見本になるという意識を持つことも重要です。

参加者の皆様が個人でキャリアプランを考えた後は、グループでシェアを行い、お互いの良いところや、改善項目をアドバイスしあい、皆様同士で切磋琢磨をされました。とても盛り上がったワークとなりました。

第24回 オートビジネス番頭塾

最後は、時事問題テストを行っています。番頭として関心度を高めていただき、常にアンテナを張っておく習慣をつけていただくことを目的にしています。直近では衆議院が解散をしたため、政治に関する問題を多く用いました。

初めて行われた合宿では、1日目のワーク、2日目の8時間半にも及ぶ講座内容と、非常に充実した内容で実施させていただくことができました。今後は年に1回のペースで合宿を行っていきたいと思っております。

次回、第25回番頭塾は2013年2月6日(水)を予定しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております!

お問い合わせ

オートビジネスグループ 担当:オオタニ

▼お電話の場合は、03-6212-2931までご連絡ください。
※ 平日9時30~17時30分(土日祝は定休)
※ お電話いただく際に、 「船井総合研究所 オートビジネスグループのサイトを見た」
とお伝えください。

▼メールでのお問い合わせ: お問合せフォームはコチラ

船井総合研究所(東証一部上場 船井総研ホールディングスグループ)サイト お電話でのお問い合わせはコチラ

平日9時30~17時30分

船井総合研究所(東証一部上場 船井総研ホールディングスグループ)サイト お問合せフォームはコチラ