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幹部育成について

「うちも幹部社員が育ってくれたらな・・・」と思われる経営者も多いことでしょう。

 経営者の価値観と同じ価値観で意思決定ができる、そんな幹部の育成は、組織が大きくなるにつれて重要性が増してきます。新しい取り組みひとつとっても、現場への定着度
合や徹底度合に差が生じ業績にも大きく影響します。
そのくらい、幹部社員の存在とは、車屋さん、特に家業から企業へ成長しつつあるような車屋さんでは大きな意味を持っています。

しかし、同時に育成方法にお悩みの方も多いと思います。
車屋で働く人、特に年配になればなるほど、「新人の頃、手取り足取り丁寧に仕事を教えて
もらった」という人は少ないと思います。先輩の背中を見て学べ、技を盗め、そんな風に
成長した、という場合が多いのではないでしょうか。

では、幹部社員を、誰が、そしてどのように育てるのかという答えは簡単で、これは紛れもなく経営者、と言えます。「育ってくれたらな・・・」では永遠に育つことはありません。「幹部が育っている企業」の特徴は、経営者と考えを共有する時間をとれているという点
です。

「幹部社員との時間を改まってなかなか取れない」「付き合いも長く、仕事の話にならない」など、普段のコミュニケーションでは経営者の考えを社員が理解することは難しい、
という企業も多いと思います。そのような企業は、会社の理念や風土を、評価制度という形で明文化し、自社の求める基準・価値観を経営者と幹部が共有するという方法を取
り入れることをお勧めしています。

そして、その評価項目を元に、どんな行動が、社員が会社の求める基準をクリアしているかを考えることで、価値観の平準化を図ることができます。
このように、評価制度に基づいた価値観のすり合わせをすることで、経営者の幹部の育成にとても役立ちます。
4 月以降、幹部と共に評価制度と
いう共通のテーマを持って、価値観のすり合わせをされてみてはいかがでしょうか。

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