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目標は途中経過をチェックして達成させる

今回は「目標は途中経過をチェックして達成させる」についてお伝えします。

目標は設定するのがゴールではなく、達成するのがゴールです。
では、どのように達成するのがよいでしょうか。

目標は途中経過をチェックすることが重要です。

終わってからチェックしたのでは遅く
途中段階から目標の「見込み達成率」を確認し、対策を打つことが必要です。

目標の見込み達成率に応じて
押さえるべきポイントが違いますので、以下でご紹介します。

●見込みの目標達成率が50%以下になる場合
<対策>
・計画の立て方が、間違っている可能性がある
・目標の組みなおしをする
・戦略的な取り組みが必要

⇒目標達成率が50%以下になりそうな場合は、そもそも目標設定が間違っている場合があります。高い目標を達成できるようになるためには、出店や移転、店舗拡張など戦略的な取り組みが必要となる可能性があります。期の途中でもよいので、自社の力量に応じた目標を再設定するのがよいです

●見込みの目標達成率が50~90%になる場合
<対策>
・ヒト、モノ、カネの経営資源を再配分して達成させる
・戦術的な取り組みが必要
⇒目標達成率が50~90%になりそうな場合は、追加で営業マンを投入したり、販促費を増やしたりと、戦術的な取り組みが必要となります。期の途中で、進捗状況が芳しくなければ、ヒト、モノ、カネの活用方法を再度見直しして、目標達成に近づけましょう。

●見込みの目標達成率が90~99%になる場合
<対策>
・確実に目標達成し、詰めの甘さを出さない
・戦闘的な取り組みが必要

⇒目標達成率が90~99%になりそうな場合は、スタッフ一人ひとりの目標達成に向けて意欲が重要となります。全員に目標達成に対する執着心を持ってもらうよう、呼びかけることが必要です。その上で、1件ずつ顧客紹介をもらったり、協力してもらえる企業やお客様へ相談したりと、1件ずつ確実に積み上げるような、戦闘的な取り組みが必要となる。

●見込みの目標達成率が100%以上になる場合
<対策>
・目標達成の見込みが立ったら、過去最高記録にチャレンジする意欲が重要

⇒期の途中で目標を超える実績を出せた場合は、そこで満足せず過去最高を目指しましょう。

目標は上記のように、期の途中段階でチェックをすることが大事です。
そのときの見込みの達成率に応じて、取るべき対策が異なります。
適切に対策を取ることで、目標達成率は確実に上がります。ぜひ参考にしてみてください。

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