石原佑哉
石原 佑哉

2017年4月24日

こんにちは。
船井総合研究所 オートビジネス支援部 HRDコンサルティング事業室石原 佑哉です。
いつもお読みいただきありがとうございます。

2017年2度目のコンサルタントコラムを担当させていただきます。

今回のコンサルタントコラムは“5S”についてです。
実は昨年秋口から、5Sに関するご相談が徐々に増えてきています。

3月までは忙しくてなかなか現実に向き合えなかったが、
徐々に落ち着いて来たり、新しく新入社員を迎えたことによって、
改めてこのテーマへの関心が増えているのかもしれません。

“5Sを徹底している会社はすべからく儲かっている

とはよく言ったものですが、
我々の会員さんをザッと見渡しても強ち間違いではありません。

マーケティングやマネジメントの施策を色々とアレコレ行ってはいるものの、
なかなか成果に結びつかない、継続しない・・・という悩み、
実は5Sと関連している要素が大いにあるのです。

“5S”とは「整理・整頓・清掃・清潔・躾」の5つのワードから成り立っています。
もちろんご存知の方も多いとは思いますが、1つ1つのキーワードの定義は下記の通りに分けられます。

整理:「必要なモノ」と「不要なモノ」を分けて、「不要なモノ」を捨てること

整頓:「必要なモノ」の置き場を決め、誰でもわかる正しい位置に置かれていること

清掃:店舗・工場・展示場など敷地内にゴミ・汚れがない状態を維持すること

清潔:いつ誰が見ても、不快感がないようにすること。3S(整理・整頓・清掃)が保たれている状態。

躾:ルールを決め、決めたルールを守る習慣・風土づくりを行うこと。

いかがでしょう?

何気なく使っている言葉の定義を再確認することにより、
それぞれの段階で何をすべきか、自ずと見えてくるのではないでしょうか。

さて、今回取り上げている「5Sの目的」とは一体何なのか?
一般的には次のようなことが挙げられます。

①安全なお店づくり:ご来店いただくお客様はもちろん、働くスタッフも労災事故に遭わないよう、安全対策として万全を期すこと

②快適なお店づくり:安全基準を満たした上で、更に居心地の良い、快適なお店・職場環境を創り上げること。

③効率的に働く:5Sが徹底されることによって、探し物等のムダな時間を削減し、効率的に働ける

そして1番の大きな目的は、上記3点を踏まえた上で

自ら守るべきルールを決めて、決めたルールを徹底的に守る風土を醸成することにあります。

これらができている会社は、ハード面では見栄えとしても清潔感が保たれおり、

商品車の配置1つからトイレまでキレイな状態です。

一方のソフト面においては、“お客様とのルールを守る組織づくり”に繋がっており、
お客様に不安や不満を与えることなく「自店で車を買ってよかった」
と思っていただける接客ができるようになります。

つまり5S活動とは、この大きな目的を追求する手段の1つにしか過ぎないということです。

さて前置きが長くなりましたが、
実際に皆さまの現場で5S活動を推進するためのステップは下記の3つです。

STEP1:現場検証を行い、証拠を押さえる

まずは現場の3S(整理・整頓・清潔)の実情について、可能な限り写真や動画に収めながら正しく把握していきましょう。
まずは現場の実情を確実に押さえることが、生産性アップ最初のステップです。

STEP2:押さえた証拠を基に、改善ミーティングを定期的に開催する

現場の実情を写真や動画に収めた後は、重点箇所の洗い出しに移ります。

お客様の出入りする接客スペースはもちろんですが、
お客様の出入りしない執務スペース・工場、バックヤードなどは特に3Sが行き届いていないケースがほとんどです。

ミーティングの場を設け、実情を現場スタッフと確認しながら5S活動を優先的に取り組む箇所をまずは決めましょう。

ここでのポイントは、優先順位を立てることです。
全ての場所を一気にキレイにできれば理想ですが、
まずは確実にできる箇所からスタートし、定着するまで確実に継続するということが何より大切なことです。

STEP3:改善リストに基づいた実践レポートを作成し、共有する

最後はミーティングの際に決めた改善リストを基に、実践していきます。

ここでのポイントは、ただ漫然と実践に移すのではなく、実践するプロセスを記録に残すということです。
ここでは5S活動の実践に関して「Before/After」を撮影し、取り組みのポイントをレポート形式にまとめています。
また取り組み結果を社内でオフィシャルに共有することで、他のスタッフにも一緒に取り組んでもらうキッカケにすることができます。


最後に経営者の皆さまに考えていただきたいことは、
人は探し物に年間150時間を費やすと言われていることです。

1日あたりに換算すると35(年間150時間÷260日≒35分/日)の探し物をしており、
年間150時間を8時間労働で換算すると、19日分の勤務に該当します。

「35分/日×人数分」の残業代削減、あるいは生産性アップが実現したら、
果たして会社にどれだけの利益をもたらすことになるでしょうか? 

会社の利益アップによって、
新たな投資・新たな雇用・既存社員の給料ベースアップにも繋がっていきますので、
閑散期かつ新入社員が入ってきたこの時期にこそ、
5Sに取り組んで利益体質な組織づくりに励んでいただけたらと思います。

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