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4月から新人を受け入れる準備ですべきこと3つ

本日は「新人の受け入れ体制」についてお伝えいたします。

この4月から新入社員が入社してくる企業様も少なくありません。
ただ、総務・人事、採用担当者からすると、2018年卒採用の繁忙期の中、新人の受け入れもしなければいけないので、一年の中でも最も忙しい期間を過ごされていると思います。

我々がご支援にお伺いする企業様も例外なく繁忙期の最中。そんな時にツイツイ分かってはいるけれど、どうしても抜けてしまいがちなのが、採用活動ではなく新人の受け入れ体制に関する準備・対策です。

多くの企業様が、「去年と同じで良いか・・・」という形で昨年のカリキュラムをそのまま使ったり、コンサル会社や研修会社に放り込むだけになっていたりと、いわゆる“会社としての受け入れ体制”に関しては何の準備も昨年からの進化もさせていない企業様が散見されます。

そんな企業様にはしっかり準備してください!と言いたいところですが、物理的に厳しい業務量を抱えている皆様には流石に言いづらい。

しかし、これだけは押さえておいてください。という3つのポイントだけ今日はお伝えします。

一つ目のポイントは、育成担当者の設定です。別な呼び方をするとバディ制度。
新人一人につき一人の先輩を育成担当者として配置し、二人三脚で一人前を目指します。
この設定をしないと、新人の配属された部署によって、大きく環境が異なり成長に差が出てしまいます。
早期の成長の差は早期退職につながる要因になります。

次に、二つ目のポイントは職種別に育成の星取表を作ること。
どこまで出来るようになったら一人前か?それを教習所の学科と実技と同じように星取表にまとめ、新人達に期日を決めてクリアさせていくこと。
同じモノサシの中で新卒を育てることで、競い合い育成スピードが上がったり、意欲的な新人は自主的に練習や勉強をするようになります。

最後に育成会議を行うこと。月に一度は育成担当者達を集めて育成の進捗会議を行います。
それによって、育成の進捗のバラツキや育成担当の力量による育成の進捗の大きな差が生じないようにします。

今ご紹介した3つのポイントだけでも最低限準備するようにしてください。

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このコラムを書いたコンサルタント

藤木 晋丈 (ふじき しんじょう)

船井総合研究所入社後、活躍のフィールドを自身の夢でもある「人財」のテーマに定め プロジェクト&コンサルティング支援を行ってきた。 その中でも自身の経験や支援先での経験を活かした新卒・中途採用活動支援、内定者研修、新人研修などでは、累計5000人以上の人財採用と、 1万人以上の育成を手掛け成果を挙げてきた。 最近では、自身のコンサルタントとしての経験を活かし、50億、100億円企業に向けた 組織作り…

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