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社員の給与格差

今回は、整備士と営業マンの給与格差が経営にどのような影響を及ぼすでしょうか。
最近はこの給与格差是正のために問い合わせを頂く件数が増えている。

多くの自動車販売・整備業(特に販売出身の会社)は営業マン>整備士です。
当然、整備士と営業マンでは1月の個人で稼ぐ粗利が大きく違い、1件あたりの売り上げも違う。

また、給与も営業マン=変動性(歩合中心)、
整備士=安定性(固定中心)となっている会社が多いため、
営業マンの方が給与の天井が高い。

だから業績が良い企業ほど格差が開きやすく、
業績が悪い時でも変わらない給与が営業マンには与えられている。

そうなると、営業マンと整備士のコミュニケーションは絶対に減ってしまい、壁ができてしまう。
社長が「連携を取れ!」と言っても絶対に上手くいかないのである。
給与上の格差により、仕事上でも「営業マン=上」「整備士=下」だからである。

そうなると業務の連携は上手くいかず、
普段のコミュニケーションも希薄になってしまいます。

これから先、重要になってくる車検市場を伸ばしきるための第一歩は、
給与格差を是正することである。

一気に伸ばせるステップは
1.営業マンと整備士の給与格差を縮める(評価制度変更)
⇒少なくとも平等性がアピールできれば納得度が上がる
2.営業から整備フロントへ異動
⇒数値意識や接客力などから見てもこの異動は有効
3.車検業績アップ
⇒既存客、新規客、車検単価を伸ばすための施策を打つ

ぜひ、整備部門の伸びきらない会社さんは賃金の見直しをオススメします。

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このコラムを書いたコンサルタント

服部 憲 (はっとり けん)

船井総合研究所入社後、モビリティ支援部において、自動車メーカー・自動車正規ディーラーをはじめ、 中古車販売業、自動車整備業の業績アップのお手伝いをしている。既存事業の業績向上を始め、事業戦略・新規ビジネスの支援、評価制度・組織活性化の支援まで実施している。衰退業界において「即時業績アップ」を信条に、販売・整備・鈑金・組織活性化・財務・M&A等幅広い分野での具体的な提案に各経営者から好評を得ている。

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