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新入社員は早く仲良くならせて会社へ溶け込ませる

こんにちは。船井総合研究所 オートビジネス支援部の小平勝也です。
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もうすぐ4月。
繁忙期で忙しい中ですが、そろそろ新入社員の受け入れ準備に入っていることと思います。
社員研修のカリキュラムももう完成しているのでしょうか。

ということで、新入社員の研修でも使えるお話を2つ。

以前に、会社を好きになると退職者が減るいうお話で、社員同士が仲良くなるということをお伝えしました。
まさに、大事なのは、社員同士が仲良くなることです。

まず、一つ目は、先輩社員の顔と名前を覚えてもらうゲームです。

ある会社で、新入社員に、先輩社員の名前&顔写真を使ったカードゲームを行っていました。
新入社員は、名前を書いたカードと写真のカードとが散乱している中から、
合致するワンペアを作って集めるという「トランプの神経衰弱」のようなものです。
複数人で競争させると、さらに盛り上がります。

もう一回り大きな会社では、これを骨組みだけの組織図と写真のカードを用意して、
組織図に写真を当てはめて完成させるというゲームにしていました。

両方とも、ゲーム感覚で楽しめて、先輩社員の顔と名前を早く一致させることができるようになります。
会社の中で、
「○○さん、おはようございます」
というように、あいさつに人の名前をつけるというルールにしておけば、さらに効果は上がります。

2つ目の施策は、新入社員研修として、各部署への1週間程度ずつのローテーションです。

整備フロント、メカニック、車販営業、経理・・・など、本来の所属予定を問わず、全社を回ってもらいます。
営業マンとして採用した新入社員も、メカニックや経理を経験してもらいます。
採用する人数が多い会社は、配属させる部署も多くなると思いますので、
とにかく全社をぐるっと回って経験してもらうことを最優先させます。

当然、受け入れる側も、新入社員にやってもらう仕事を決め、教育する係を選任し、時間を割く必要があります。
新入社員のために、整備部門では全員分のつなぎを用意したり、
経理部門では伝票入力をしてもらうためのパソコンを用意したり、
フロントでは車検コールをしてもらうために電話回線を増やしたり、ちょっとした経費をかけるケースもあります。

それでも、新入社員の定着化、早期育成を考えたら、安いものではないでしょうか。
受け入れ部署にとっても、若い新入社員との関わりだけでもよい影響を及ぼしますし、
業務のたな卸しができたり、教えるということで効率化を図れたりといいこと尽くしです。

やはり、顔を合わせて、机を並べて仕事をして、一緒にご飯を食べてということが、最高に仲良くなります。

新入社員にも、
「偏った狭い考え方にならず、広く考えよう! 長期的に考えよう!」
「仲の良い先輩をたくさん作って、仕事やプライベートも相談できるようにしよう!」
などと伝えています。

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人の問題は、ここ数年どんどん厳しくなっています。今年は、ちょっと変わった新入社員研修にチャレンジしてください。

上席コンサルタント 小平勝也

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